いきもの電球
京セラは「CERAPHIC(セラフィック)」というブランド名でLEDを販売しています。太陽から出る自然な光に近い波長の光をつくれるのが特徴だ。
一般的な照明のLEDは青色LEDを元にするものが多い。白い光でも青色の波長が多く含まれるという。これに対して自然な太陽光の中には紫や青、緑、黄、赤といった幅広い波長の光が混じり合っている。京セラは紫色のLEDに幅広い無機材料からなる蛍光体を組み合わせることで、太陽光のような波長の組み合わせを再現した。
一見して同じような白い光でも、生き物にとってはその中の波長の違いが重要である実証結果が出てきている。
セラフィックを使うと一般的なLEDよりサンゴの植物プランクトンが増えたり、レタスの成長に大きな差が出る。
現在、「セラフィックいきもの電球」として観葉植物や水槽向けの照明が発売されている。
『参考資料』
https://www.kyocera.co.jp/prdct/led-lighting/ceraphic/case-product/
https://www.kyocera.co.jp/newsroom/social/2023/002249.html