コーヒーハウスとSNS(その2)
現代版のコーヒーハウスはSNSだろう。情報交換と議論の場として世界を変えていくツールだ。
2024年11月21日、オーストラリア政府は子供のSNS利用を禁止する法案を議会に提出した。
禁止対象はTiKTOKやインスタグラム、Xなど。YouTubeは教育的な要素もあるとして禁止対象にはならない。
オーストラリアでは、SNSがいじめや性犯罪を助長しているとして、保護者らが利用制限を求める運動を展開した。(日本の教育現場でもSNSトラブルは絶えない)
「たばこやお酒と同じで、害があれば法律で禁止すべきだ」と歓迎する声がある一方、年齢で一律に禁じることへの反発や、SNSが孤独な子供の居場所になっているケースもある。アルバニージー大統領は「子どもたちには子どもらしい時間を過ごしてほしい」と法案の意義を説いている。
新たな機会がうまれると、混乱期を必ず迎えるが、いずれSNS含め社会が回るようになると信じたい。