隠しカメラをスマホで探し出す
隠しカメラによる盗撮被害が世界的な問題になっている。韓国では年間6800件を越える被害届が出されているようだ。
この隠しカメラを見つけ出す方法は色々あるが、スマートフォンを使って簡単に見つけ出す方法を、韓国の研究者が研究している。
スマートフォンには、写真撮影の際に被写体との距離を計測するToFセンサーが内蔵されている。ToFセンサーはレーザーを対象物に照射し、反射して戻ってきた光を分析。それにより対象物の深度を計測し、カメラの設定を最適化する。
ToFセンサーからのレーザーが隠しカメラのレンズに当たると、周囲よりも高い強度で反射する。この反射した光をスマホのカメラで受信すれば、隠しカメラの場所を特定できるという。
『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1630E0W1A211C2000000/