見出し画像

「自分のもの」という感覚のメカニズム

関西大学などの研究チームは、人が「モノを所有する感覚」の形成メカニズムの一端を明らかにしました。

私たちは多くのモノに囲まれて生活をしているが、その中でも自分の所有物については独特な感情を抱いている。これらに対して、私たちは当然のように「自分のものだ!」と感じていると思うのですが、この感覚 (所有感) が生まれる仕組みの多くは謎に包まれいる。

関西大学などの研究チームは、9つの実験を行い「モノを所有している」感覚は、そのモノを自分の思い通りにコントロールできることに大きく依存することが分かった。


今後、この知見を応用することで、所有感を意図的に強化するためのデザインやインターフェイスの開発に利用できる可能性があります。また、心理的な所有感が消費行動に関与していることを考慮すると、マーケティングなどへの応用も期待できます。

いいなと思ったら応援しよう!