ため池に転落
ため池は、農業生産に不可欠な農業用水を供給する施設として、日本の農業の発展に重要な役割を果たしてきました。
一方、平成24年度~令和3年度で毎年20件前後の転落死亡事故が発生する危険な場所でもあります。
ため池堤体の表面は、遮水シートや平ブロック(コンクリート)の場合が多く、滑りやすいため、転落すると自力で登ることは難しいです。
そこで「ため池救命ネット」は、ネットの芯材にモノフィラメントを入れることで、高強度で耐久性、安全性にすぐれた構造を作り上げた。
こういった、場所にも安全性確保の技術開発、試行錯誤がされています。
『参考資料』
https://www.jacom.or.jp/shizai/news/2024/07/240704-75174.php