布で覆われた建物
私が中学生だったころジャンプで連載されていた、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』というマンガがあります。
主人公はわかめ高校２年生の花中島マサル。彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員たちが全く日常的じゃない日常を謳歌しながら、ちょっとおかしな部活が展開されていくギャグマンガです。
そんな非日常な作中で描かれた主人公マサルさんの自宅がこれです。
布かぶってる！！
なぜ建築に布を被せる必要があるのだろう？ どう考えても濡れるじゃないか。服的なオシャレスタンス？ いや、建築に服はいらないよな？
当時中学生だった私には、衝撃的な家のデザインでした。
しかし、2025年に行われる大阪・関西万博の中で、ついにマサルさんの家が現実のものとなります！！
住宅メーカーと大阪公立大学が共同出展する西陣織のパビリオン。パビリオンの外壁すべてに京都の伝統的な織物、西陣織を使用しています。雨風に耐えられるようポリエステルの糸に撚りをくわえ、表面にコーティングを施した西陣織の外装材が使用されます。優美で艶やか！！
そして、未来の建築を予見させるただのギャグマンガではなかった『すごいよ！マサルさん』
『参考資料』
Sustainable Japan by thejapantimes