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超伝導技術
冷却せずに電気抵抗がゼロになる「室温超電導」の新たな材料を開発したと、米ロチェスター大学などの研究グループが3月に科学誌ネイチャーに発表した。ただ、同グループの論文は2022年にデータの不備で撤回されたこともあり、今回の研究にも疑惑の目が向けられている。
超電導は強い磁力を生み出せるため、MRIやリニアモーターカーなどに応用されている。ただ、マイナス269度の液体ヘリウムなどで冷却し続ける必要があり、高い温度で超電導が実現できれば、コスト低減につながるため用途が拡大する。
究極の姿が室温超電導で、実現すればノーベル賞級と言われている。送電ロスがほぼない送電線などへの応用も期待できる。
『参考資料』
https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v18/n1/謎の三元系材料から現れた室温超伝導/106063