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量子センサーの開発

量子センサーは電池の充電量の検出や脳磁計など、多様な用途が想定され、2030年をめどに実用化される。

量子センサーは電気自動車の航続距離を伸ばせる可能性がある。車載電池は規定の容量を超えて充電すると損傷の恐れがあり、現在は実際に蓄えられる量より10%程度少ない量しか充電していない。充電量を正確に測るセンサーがあれば、容量の上限まで充電できる。電池の容量が同じでも航続距離が10%程度伸びることになる。

光ファイバー先端に実装されたダイヤモンド量子センサ

東京科学大学などの研究グループは、量子センサーに使う合成ダイヤモンドを従来比で4倍大きく作ることに成功するなど、着実に基礎技術が磨かれている。

『参考資料』

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