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宇宙空間で光通信、データの中継伝送

JAXAとNECは、光衛星間通信システム「LUCAS(ルーカス)」を利用し、JAXAの地球観測衛星「だいち4号」が北極からヨーロッパ、アフリカ大陸を縦断するようにして約1万3000キロメートルを観測した大容量の画像データを中継衛星を介して地上に送った。だいち4号と中継衛星の間は光通信、中継衛星から地上へはマイクロ波という電波でデータが伝送された。


一般的に地球観測衛星が地上と直接通信できるのは1日あたり約1時間だが、中継衛星を介せば約9時間に延びる。今回の伝送成功で、宇宙空間での光通信の利用が進むと期待される。

『参考資料』

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