ジャガイモの品種
ジャガイモと言えば男爵とメークインが日本では100年以上栽培され、圧倒的知名度です。
男爵は初期育成がよく比較的地上部分の成長が早く、早生であるため北海道の輪作体系に合っているため広く普及しました。
メークインは、糖分が多く、低温貯蔵すると甘みが増え、煮込んでも煮崩れしにくい特徴があり普及しました。
しかし、男爵は目が深く調理するときに皮むきがしづらい、皮むき後に変色しやすいという欠点があります。メークインは変形が多く粒揃いが悪く、エグ味の原因となる有毒なグリコアルカロイドが多いため販売管理が難しいという欠点があります。
最近直売所などで出回り始めている新しい品種のものは、目が浅く、皮むき後の変色がしにくいものが増えてきています。「インカのめざめ」は見た目も美しく、クリに似た味がしておいしいです。