![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172146112/rectangle_large_type_2_7390ac4a9f8bc183d0f960b473450589.png?width=1200)
新幹線の自動消雪装置
東海道新幹線は例年、岐阜県や滋賀県の区間で降雪に見舞われる。雪は高速で走る新幹線の台車に付着して大きな氷塊になり、落ちると線路に敷き詰めた石に激しい勢いで衝突する。石が吹き飛んで車体を傷つける恐れがあり、台車の除雪が欠かせない。
雪の日に最大40人の作業員を配置し、高圧洗浄機で除去している。天気予報を基に待機する場合があるなど人的負担が重い。名古屋と新大阪の両駅で実施しておりコストもかさむ。
そのため現在、自動消雪装置を名古屋駅の東京方面のホームに設け、60度の温水を1分〜1分半噴射する。台車と雪の接着面の近くに当てて、塊のまま線路に落とすシステムの実証実験が行われている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172145689/picture_pc_662e3d9585d11c64fdad692efe690680.png?width=1200)
『参考資料』