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子牛の体調予測システム

北海道大学は企業などと連携し、子牛の体調を予測する技術の開発を進めている。人工知能(AI)を使って1頭ごとに耳や目、背中の様子を分析し、体調の善しあしを3段階で管理者に通知するシステムを構築する。

子牛に首輪型センサーを取り付けて牛舎内の位置を特定し、子牛の走る、食べるといった行動をモニタリングする。牛舎内にはカメラを設置し、耳の垂れや目の開き具合、背中の曲がり方といった容姿の変化を監視する。赤外線カメラで体温も把握する。

例えば体調不良の子牛は、背中を丸めたり耳が垂れたりする傾向があるという。撮影した映像を元に、背中の曲がりや耳の垂れ具合のデータを集めて角度などを分析。

AIが子牛の健康状態を「体調不良・注意・健康」の3段階で判定する。

『参考資料』

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