【技術科教師旅】八幡製鉄
八幡製鉄所をめぐると古いレンガの建物、製鉄所のために作られた鉄道網、そして高くそびえ立つ高炉を見ることができます。
鉄鉱石から鉄をたくさん取り出すためには、炉に強力な風を送り込んで、勢いよく石炭を燃やす必要があります。炉を高くすると、炉全体が煙突のようになって、勢いよく空気を吸い込みます。そのため、炉の高さはどんどん高くなりました。製鉄のために建てられた背の高い炉を高炉と呼びます。
驚くことに高炉が最初に実用化されたのは、紀元前5世紀の中国です。高炉とあわせて風を送り込むために水車を併設した「爆風炉ばくふうろ」と名付けられています。
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