農薬ボトルのリサイクル

使用済みの農薬ボトルは有害物質の懸念により焼却処理されることが多く、リサイクルへの取組みが進んでいなかった。

iCEP PLASTICSは、農薬ボトルから再生材料を製造し、プランターに成形した。リサイクルにあたっては、成形性と安全性の検証、洗浄水の排水検査、物性測定、規制含有化学物質分析、溶出試験など多くの試験を行いリサイクルにいった。

検査の結果、再生材料は成形性に優れ、各種検査結果からは有害物質は検出されず、製品に利用できる可能性があることを確認されている。

今後は農薬ボトルの広範な回収ルートの構築を目指す。また、あらゆる農業系廃プラスチックから多様な製品の成形加工を行い、農業から農業へのサーキュラーループの構築を目指す。

『参考資料』

https://www.jacom.or.jp/nouyaku/news/2024/12/241204-78082.php