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トンボの機敏な飛行原理解明
東京工科大の野田龍介講師らの研究グループは、とんぼの機敏な飛行メカニズムの解明に挑んだ。
トンボは多くの昆虫と違い、前後の羽をずらして羽ばたく。このずれを小さくして、前の羽でつくった空気の流れで後ろの羽に上昇する力が生まれていた。こうした工夫で飛行時のエネルギー効率は下がるものの、機敏な飛行を実現する。ハエなどを捕食しやすく、鳥などの天敵から逃げやすくなるとみられる。
トンボの羽ばたきがバイオミメティクスされると、ドローンなどの構成も変わってかるかも。
『参考資料』
https://www.teu.ac.jp/press/2023.html?id=134