航空機に多目的トイレ
JAXAは、航空機内に誰もが快適に利用できる、地上の「多目的トイレ」と同等の機能を組み込めないか検証している。
多目的トイレ用に、ただ単にスペースを広げるだけでは、座席数を減らすことになり、航空会社にとっては収益に直結してしまい好ましくない。バランスをはかり、便器の前方の約1mのスペースを確保し、パターンごとに組み換えることで多目的スペースを確保する仕組みを開発した。
通路をそのまま活用できる「通常モード」、部屋をふたつに分けることで、障害のある方 1 名、介助者2名が入 る「大空間モード」、授乳室としても利用可能となる「多目的モード」の3つから使い分けることができる。
『参考資料』
https://www.aero.jaxa.jp/research/star/ud/pdf/MetamorphicLavatoryConceptDescriptionDocumentJ.pdf