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石油会社が航空燃料になる植物を育てる
出光興産は、持続可能な航空燃料(SAF)の原料として期待されている「ポンガミア」の試験植林を開始する。
ポンガミアは、熱帯・亜熱帯エリアで生育するマメ科の植物だ。高さ15~25メートルほどの樹木になり、約3センチメートルの種子が入った非可食の実がつく。
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種子を潰すと油が採れるが、その油の収穫量効率が高いことから、SAFの原料候補として注目されている。
栽培もしやすい。強い日差しや干ばつ、土壌の塩分濃度が高いなど、他の作物が育ちづらい環境でも栽培できる。また、生育に必要な窒素を空気中から取り込んで蓄えることができるため、少ない肥料でも栽培でき、落葉などで土に還った際には土壌改善にも寄与する。
『参考資料』