見出し画像

鋼材の腐食深さを推定する技術

道路橋は私たちの経済や生活を支える重要なインフラ設備ですが、これらの設備の老朽化はおおきな社会問題になっています。道路橋の老朽化を進行させる劣化要因のひとつに鋼材の腐食があります。

現在腐食箇所の点検は、検査員が目視により設備の外観に発生した腐食を確認しているため、腐食の深さ(腐食による鋼材断面の欠損量)は把握できません。
 


NTTは2025年実用化の向けて、ドローンと画像認識AIを用いて鋼構造物の検査方法を検討しています。
ドローンと道路橋の撮影距離を常に一定の距離に保つことが難しく、粗い画素分解能の画像からでも高精度に腐食深さを推定できるように画像認識AIをカスタマイズするなど、様々な課題検討が行われています。

『参考資料』

https://group.ntt/jp/newsrelease/2024/10/03/241003a.html

いいなと思ったら応援しよう!