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雲の内部構造を観測する衛星
日本とヨーロッパが共同で開発した人工衛星(はくりゅう)が5月29日にアメリカから打ち上げられました。はくりゅうは雲プロファイリングレーダー、大気レーダー、多波長イメジャー、高帯域放射収支計を用いて、雲や大気中に存在するほこりやチリなどの微粒子(エアロゾル)を観測します。
気候変動予測はコンピュータによるシミュレーションで行われていますが、雲やエアロゾルの効果は十分にわかっておらず、予測の誤差が生じています。はくりゅうは、雲全体の内部構造を観測することができ、雲やエアロゾルが気候変動に与える影響の解明に役立てられると期待されています。
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『参考資料』
https://www.satnavi.jaxa.jp/files/project/earthcare/earthcare_special/pickUptopics/topics_20240401.html