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ソフトロボットの自動生成

トヨタ中央研究所の研究チームは、ソフトロボットの自動開発の研究をおこなっている。ゴムのような柔らかい素材でできたソフトロボットは、人との親和性や未知の環境への適応性の高さから注目を集めている。

研究では、数理的にモノの形を設計する手法である「トポロジー最適化」によって、膨張と収縮を繰り返すことで地面を歩いたり壁を上ったりするという複雑な物理現象を正確にモデル化する。計算を繰り返すことで、単純な初期形状から徐々に複雑な腕や脚のような構造が現れ、生物のように歩行・登攀するソフトロボットを自動的に設計できることを明らかにしました。

さらに、設計されたロボットを3Dプリンターで試作し、実際に機能することも示しました。

この成果は、歩行や登攀といった目的を与えるだけでソフトロボットを自動的に作り出せる可能性を示している。

『参考資料』

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