【技術史】鉄筋コンクリート
一見、コンクリートは頑丈に見えるが、欠点がある。一般的にコンクリートの圧縮強さは200kg / である。つまり、コンクリートは圧縮に強いが、引っ張りに弱い。このためコンクリート単独では、梁や柱などの部材に利用しにくい。
1867年、フランスの造園師ジョセフ・モニエはセメントモルタルの植木鉢を鉄線で補強する発明をし、現在の鉄筋コンクリートへと結びついていく。
鉄筋コンクリートは圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋の長所を生かした複合材料だ。
『参考資料』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/coj1975/18/2/18_58/_pdf
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