ペットボトルはなぜ無色透明なのか?
30~40年くらい前には、ペットボトルには色がついたものがたくさんありました。
しかし、現代では無色透明でラベルがつけられているものが大半です。
ペットボトルはなぜ、無色透明になったのでしょう。
理由の1つは、安全面が確保できるからです。ペットボトルは、無色透明で中身が見えるものでないと、もし何か危ない異物や薬などが入っていたときに気付けないのです。だから、中身が見えるように無色透明になっているのだと言われています。
もう一つの理由は、30年前にはあまり行われていなかった「リサイクル」です。ペットボトル本体に色をつけると、リサイクルの際にそのインクの成分が混じってしまいます。すると、リサイクルが難しくなってしまいます。
安全面とリサイクル性の観点から、ペットボトルは無色透明にされています。