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除雪作業シミュレーション
富山県の大高建設株式会社は、仮想現実(VR)を活用して、除雪に使う重機のシミュレーターを開発した。
除雪作業など、天候や作業時間帯に左右される実務経験を、リアルな仮想空間で繰り返し安全に行うことができるようになる。
重機のシミュレーターはVRゴーグルを着用し、両手にコントローラーを持って操作する。夜間における橋梁での除雪作業をモデルに、天候や路面状況など様々な条件下でホイールローダーを操縦する。レバーに伝わる振動や機械音なども忠実に再現され、実務さながらの臨場感や緊張感を屋内で体験できる。
シミュレーターを通じ作業内容を記録することで、問題点や対策点を可視化して巻き込み事故防止などの安全教育にも力を入れる。
『参考資料』