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ソーラー・ジオエンジニアリング

近年、科学技術によって地球温暖化を人為的に抑えようという「ジオエンジニアリング(気候工学)」が注目されています。
その中でも、ソーラー・ジオエンジニアリングとは、成層圏に粒子をまき、太陽光を反射させて地球を冷やす手法です。
この技術は火山噴火から着想を得た技術で、大規模な火山噴火が起こると、硫黄ガスが成層圏に噴き上げられます。硫黄ガスは化学反応により太陽光を反射する硫酸エアロゾル(大気と硫酸がまざったもの)に変化し、地球の平均気温を下げます。これを人工的に再現するのです。ただし「熱帯は冷え、北極や南極は温まる」というムラのある気候変化が予測されます。
 
『参考資料』
https://www.swissinfo.ch/jpn/sci-tech/気候工学-地球工学_温暖化対策の切り札--気候を操作するジオエンジニアリング/40851336

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