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車の補器類の進歩 ラジオ

昔の車はAMラジオだった。ラジオ受信機は、トランジスタになる前には真空管式だから、スイッチを入れてから少し経ってラジオが鳴り出した。

その頃のカーラジオのアンテナは、ロッド式で、大体はフロントフェンダーに埋め込まれていて、アンテナ先端のリング状の窪みに簡単な鍵を差し込んで引っ張り出していた。


 その後、ラジオのスイッチを入れると、1段分が飛び出す方式が普及した。そして上級機種には、モーターで上下する方式が現れた。

 その後、ラジオにFMも搭載される様になると、リヤウインドウにプリントされたり、フロントガラスにサンドイッチした方式も現れた。外部に突起していると、悪戯で折られたりするのを防ぐ目的だった。

 現在は、ルーフ後部に可倒式ロッドのアンテナを設けたり、ルーフ後端にシャークフインタイプの物が設けられている。

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