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核融合発電

日本や米欧、中国やインドは熱核融合実験炉(ITER)の建設をフランスで進めている。2035年に核融合反応を起こして熱を発生させる運転を始める予定だ。

核融合反応とは、水素のような軽い原子核同士が融合し、ヘリウムなどの重い原子核に変わる反応で、少ない燃料から膨大なエネルギーを生み出す。


理論上は1グラムの燃料からタンクローリー1台分にあたる約8トンの石油と同じ熱量を得られるとされる。現在の原子力発電所で起こしている核分裂反応の4倍にのぼるとされる。

太陽も核融合反応で膨大な熱を放出するため、核融合炉は「地上の太陽」と呼ばれる。核融合燃料やその原料は海水に含まれるため、資源供給の不安も少ない。

『参考資料』

https://www.nifs.ac.jp/ene/qa/qa_03.html

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