てこの原理“ホチキス”
作用点・支点・力点 教科書に載っているようなシンプル“てこの原理”は身近には見ることはできないが、ふだん使う道具には見事に応用されている。
ホチキスは“てこの棒”を二つ折りにしたような構造をしている。くわえて、最近のホチキスは驚くほどに小さな力で、紙の束を留められる。
てこの原理をうまく活用するには、力点から支点までの距離を、作用点から支点までの距離より延ばさなくてはいけません。そこで考えられたのが、「支点を2つにすることで、2回てこをはたらかせる。」という方法です。ホチキスのハンドルの長さを変えるのではく、てこを重ねることで作用点から支点までの距離を増やしています。
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