トンネル工事
トンネル工事で使われる火薬の装填・結線作業は、わずかな熱や衝撃でも発火する火薬を筒に込めた火工品「雷管」雷管などの危険性が高い材料や、雷管を起爆するための電気を流す細かい脚線を取り扱うことから、繊細な力加減や手指の感覚を必要とする作業だ。人的なミスによる事故も発生している。
慶應義塾大学の研究グループは、遠隔で力触覚を再現する技術(リアルハプティクス)を応用し、危険が伴う山岳トンネルの掘削面(切羽)直下での火薬の装填・結線作業を遠隔化・自動化するシステムの開発に取り組み、このたび、自動火薬装填システムの開発に成功したことを発表している。
『参考資料』
https://robotstart.info/2023/09/12/keio-haptics-ohbayashi-auto-gunpowder.html
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/jigyousya/jikoboushi/newsletter_anzen/qgl8vl0000004smr-att/anzen290.pdf