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すごいぞ 積丹「天狗の火渡り」
積丹町の奇祭「美国神社例大祭」に足を運んだ。コロナで開催は4年ぶり。ポスターにも「積丹が、燃える」とのキャッチーなコピーが描かれる通り、100年以上続く伝統行事「天狗の火渡り」を見たかったからだ。
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日中に街中を練り歩く天狗は、3年を一区切りとして地元の若者が務めるらしい。港ではお願いして記念撮影もさせてもらった。
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そして午後8時からの本番。カンナで切り出した大量の木片が2カ所で燃え盛る中、高下駄を履いた天狗が歩く様は、まさに勇壮。1往復半、計6カ所の炎をくぐった後は高下駄が完全に燃えており、お付きの人に抱えられるようにして会場を後にした。
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奇祭は続く。太鼓衆に神輿、女性だけの神輿「桜組」も炎の中を駆け抜けていった。
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北海道にいながら、これまで知らなかった祭。週末には隣町の古平町でも同様の火渡りが行われるという。
7月の積丹はウニ漁の最盛期。神社のキャパシティの関係からあまり宣伝していないのかもしれないが、外国人を含め、観光客を集めるキラーコンテンツになると思う。