資本主義にモヤモヤしている人に受講してほしい。樋口さんと、このコミュニティに出会う人が増えるだけでも、社会は変わると思います
【受講生インタビュー】0期受講生 高橋啓太 上場企業勤務
今の社会のベースとなっている資本主義は、競争に勝つこと、成長し続けること、効率よく利益を出すことが前提になっています。
その利便性を享受しているので全否定するつもりはありませんが、それだけで生きていくのはなんだか違う気がしてモヤモヤしていました。
例えば、戦争する国を見て「互いに愛する家族がいるのに戦わなくても…」って思う人は結構いると思うんです。これって、日常生活、つまりビジネスも同じだと思ってて「互いに愛する家族がいるのに奪い合う必要ってどこまであるんだろう?」と。
富や資本は奪い合うのではなく、与えあうものにできないだろうか。
このままだといつまで経っても、個人、家族、会社、国家など区切られたコミュニティ毎に資産を溜め込んで循環しないパラダイムから抜けられない。発展と引き換えになっている負の側面に目を向けないと、社会も地球も歪みに耐えられないんじゃないかと思っていたんです。
僕は与え合い・共創・共生ができる社会を作りたい。みんな(=自分も含めて)いっぺんに幸せになるあり方を模索したい。
自分にできることから地に足つけて動いていきたいと考えていたので、IBSがそのヒントになるのではと直感しました。
愛というテーマは、ともすれば理想論と片付けられてしまう可能性があり、ホモ・エコノミクスに囲まれて生きている僕らは諦めてしまいがち。
でも、iBSでこんなに仲間がいるんだと思えて嬉しかったです。このままで良いんだと思うことができました。
資本主義社会の世界ではヒエラルキー組織は効率的で効果的です。
しかし組織は感情を持った人間の集まりであり、人が人らしく「在り合える」ことを前提にすると、自律分散型のような生命体のような組織の方が適してるのではないか。
共感資本主義、循環経済、愛の経営、ティール組織、DAOなど、今までの前提とは異なる社会システムや組織設計も広がってきていて、ここ数年で実現の糸口が広がってきていることも、対話を通して強く感じました。
講座を振り返って一番印象に残っているのは、樋口さんが無邪気に楽しそうに話してくれている姿。
凄い方なのに、偉ぶらずに素の姿を惜しまずに見せてくださるとても人間的で魅力的な方だなと思ってます。
講座は改善点が思い浮かばないくらい、本当に良かったです。何度もアーカイブを見て、立ち返りたい内容。
そして運営の皆様のきめ細やかなサポートに感謝します。迷いも含めてメンバーに共有しながら、常に改善し続ける姿勢に、隅から隅まで皆さんの愛を感じました。
僕は、iBSがコミュニティになることが楽しみです。
愛の経営って、資本主義社会を中心とした社会においてはまだまだマイノリティで、しばらく日常に戻っていると資本主義の波にのまれてしまいがち。だから共通の想いを持てている仲間と一緒に、期を重ねていけたらと願っています。
iBSは、ホモ・エコノミクスの社会の中で違和感やモヤモヤを感じている人に受講してほしい。多くの方に届いてほしいと心から願います。
「いま、愛なら何をするだろうか?」が当たり前になる社会を一緒に作っていけたらいいですね。
樋口さんとこのコミュニティに出会う人が増えるだけでも、社会は変わると思っています。