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オペラのコレペティトール(指揮、伴奏、歌手合唱指導などなんでもやるピアニスト)です🎵 …

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オペラのコレペティトール(指揮、伴奏、歌手合唱指導などなんでもやるピアニスト)です🎵 YouTubeの伴奏動画チャンネル : https://www.youtube.com/channel/UCz02FtbyfujkDvBXuP9ykLQ

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■なにをするサークルか オペラのリモート練習とオペラ公演の制作 ■活動方針や頻度 伴奏動画や役のメロディーを重ねた練習動画に合わせて歌ってくださった動画ファイルを送っていただければ重ねたものを作ります。 重唱など個別練習したりリモートアンサンブル動画を発表したりしながらオペラ公演につなげます。 ■どんな人に来てほしいか 歌手、ピアニスト、また、オペラが好きで歌い方演奏したい方大歓迎です!経験は不問です。 ■どのように参加してほしいか 歌ったりご自分の伴奏動画をアップロードされたり、の他に、新しいアイデアも教えてください。もちろん見るだけ、こっそり練習するだけ、の方も大歓迎です。

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    ¥100 / 月

マガジン

  • コレペティ動画集

    オペラアリアやオペラの一場面を指揮をしながら伴奏する弾き振り動画集です。 伴奏に合わせて歌っていただければ嬉しいです🎵

  • コンサートレポート

  • イタリアオペラアカデミー東京2019

    以前のブログより転載します。 リッカルド・ムーティによるヴェルディのオペラ「リゴレット」のアカデミーの様子を私的にレポートしました。

  • つれづれにおもうこと

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譜めくりが大変!

オペラのピアノヴォーカルスコアというピアノ伴奏譜を使って弾くときに、重唱部分で人が多くなると、1ページに縦に7人分の声部と伴奏譜で4小説しかないなんてことがあります。しかも速い曲だったりします!譜めくりしてくれる人もいない場合、これを譜めくりしながら弾いて、しかも指揮者がいないとピアノだけで拍を感じさせないといけないので、とにかく忙しいです!歌手はいませんが、ピアニストの方にこんな曲だよ〜とお知らせする動画を作ったら自分の譜めくりの慌てぶりに笑ってしまいました。モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」1幕ラストの7人で歌う重唱です。途中でさらに速くなるので必死です!よろしければご笑納くださいませ!

    • ミラノスカラ座合唱団コンサート

      ミラノスカラ座における聖金曜日の合唱団のコンサートがストリーミング配信されました。音楽がキリストの受難を我がことのように共感することのできる触媒となり、心に染み渡ります。この受難はもちろんコロナ禍と重なりますが、美しい音楽のおかげで悲しみや怒りは昇華され聴く者の心を洗ってくれます。悲劇も多分、同じ効用があるのでしょう。美しく悲しいフィクションは現実の暴力的な災いを回避する力があるのだとしたら、今こそそれが求められている時だと感じました。 スカラ座がオペラの殿堂なのは、なによ

      • Vittorio Grigolo (ヴィットリオ・グリゴーロ) ミラノスカラ座リサイタル

        いやー、面白かった! いきなりアンコール最終曲から書いてしまおう、名付けて「一人三大テノール」のオーソレミーオ!そんなにソの音伸ばさなくても〜、しかもたいがい伸ばしてからのトリルですか!?どんだけ〜?と言いたくなるグリゴーロ節に思わず大笑いしてしまった! スターテノールとしての自分が大好き、なナルシストぶりが随所にうかがえる音楽作りは、イタリアオペラの殿堂スカラ座で歌うには自由すぎるものがありましたが、それに対して何にも言わずに「どうぞお好きに〜」と従うヴィンチェンツォ・ス

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          プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」

          プッチーニ作曲のオペラ「ジャンニ・スキッキ」より、ラウレッタのアリア「私のお父さん」の伴奏動画です。恋人との結婚を父ジャンニ・スキッキに反対されたラウレッタが「愛しいお父さん、もし私の思いが無駄になるなら、ヴェッキオ橋(フィレンツェの有名な観光スポットですね)からアルノ川に飛び込んで死んじゃうわよ!」と啖呵を切るアリアですが、音楽は娘のおねだりを流れるような美しい旋律で盛り上げます。 このアリア、ハープが大活躍するのですが、普通のピアノ伴奏譜だとかなり音域を制限してアレンジされてしまっています。そこでプッチーニこだわりのハープの音を実現すべくフルスコアを見て演奏してみました。歌っていただければ幸いです!

        譜めくりが大変!

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          6本
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          1本

        メンバーシップ

        • teatroyokoオペラ研究部です

        • Don Giovanni No.12 Batti, batti, o bel Masetto

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          トスティ「理想の女(ひと)」

          伴奏しながら歌のメロディーを弾くのがコレペティトールの仕事のひとつですが、伴奏をアレンジすると原曲のクォリティが再現できない(例えばオクターブ下で和音進行をかろうじて再現する程度になってしまう)という難しさがありました。 でも、メロディー動画を別撮りして重ねれば、伴奏のアレンジすることなく歌のガイドができる! しかもガイドに合わせて歌ってくださった歌手の方の動画を重ねる際にはメロディー動画の小窓をなくせば普通にデモテープ状態になるというメリットも! って、多分クラシック音楽以外の分野では普通に行われていることですよね笑 カラオケ的に歌詞ものせてみましたので歌っていただければ幸いです!

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          ドニゼッティ作曲「ランメルモールのルチア」第2幕(または第2部1幕)フィナーレから

          ちょっとマニアックですが、ドニゼッティの代表作「ランメルモールのルチア」の中のハイライトの伴奏動画です。主人公ルチアが便りのない恋人エドガルドを諦め、兄の薦める結婚相手アルトゥーロ卿との結婚契約書にサインしてしまいます。しかしその直後、当のエドガルドが現れるという部分です。最後はソリスト5人に合唱も加わって大がかりな重唱となります。ドラマはまだこの先も、ルチアのサインした結婚契約書をエドガルドが見て逆上するなど、激しい場面が続くのですが、いったん音楽が途切れる部分までを録画してみました。 オケがない部分やリズムが取りづらい箇所は指揮をしながらメロディラインを弾いたりしています。時々間に合っていませんが(すみません)サンプルとしてご容赦いただければ幸いです! ここから先は専門的?なお話ですが、リコルディ版のピアノヴォーカルスコアの伴奏は音が全く足りないので、オーケストラスコアからどんどん音を足しています。特に重唱はメロディーラインをオケがカヴァーしているのですが、それがほとんどの場合抜け落ちているのです。これはドニゼッティのオペラで特に顕著ですので伴奏される時にはオケスコアを確認されることをお勧めします。

          ドニゼッティ作曲「ランメルモールのルチア」第2幕(または第2部1幕)フィナーレから

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          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告⑥ 6日目リハ最終日

          さあ、ムーティが指揮台に立って、リゴレットの短いけれど衝撃的な序曲が始まった! トランペットのpp、何という緊張感、そして音楽が生命を持った! 昨日までとは全く別物!違う曲?? ムーティの指揮は変幻自在だがとても分かりやすい。拍というよりはフレーズのアウフタクトを振ってくれる。しかも奏者に命令するのではなく、音がなってから次の拍までの道のりをフォローするゼスチャーになっている。オケは一人ぼっちで放り出されることなく常に指揮者に道のりを照らしてもらえるのだ。 これだけの経験を

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告⑥ 6日目リハ最終日

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告⑤ 5日目午前

          ムーティは語る 若い指揮者たちよ、私の言う通りにエッセンスだけを振ったり必要以上に動かなかったりしたら、君たちはきっとキャリアを築けないだろう。 劇場支配人は客の要望に応えようとオーバアクションでいかにも陶酔していますという振り方の指揮者を喜んで登用する。客は音楽を聴くより、指揮者の動きを見て喜ぶのだ。 劇場では、昔は指揮者がオペラの全ての責任者だった。アバド、ムーティ、カラヤン、クライバー、オザワ、強い権力と引き換えに失敗の責任も指揮者が負った。 ところが今や演出家がすっ

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告⑤ 5日目午前

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告④ アカデミー4日目

          ついに歌手が入ってのオケリハ! ようやくムーティが振ると思ったらまさかまだ若手を指揮台に上げる。歌手のために心配になる… 3幕の公爵の女心の歌、続いて四重唱。ムーティは歌手が楽譜を無視して勝手に歌うのを許さないので、楽譜通りの歌の素晴らしい掛け合いに感動! 若手の指揮者にとってはこんなに素晴らしい歌手たちでオペラを指揮できることは一生ものの経験!というか楽譜通り歌ってくれる4人で四重唱を振れるのはもう一生ないかも…笑 はじめての歌手が入ってのレチタティーヴォはどの指揮者もグ

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告④ アカデミー4日目

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告③

          さて、3日目夜の部はピアニストが入ってムーティの歌手指導だった。 ムーティは、歌手に厳格なまでに楽譜通りを要求する。テノールが五線を超えた高音になるとすぐ楽譜の音価(音の長さ)を無視してのばしたがるのを再三制止。だが楽譜にテヌートの指示があったりオーケストラの伴奏がない場所では、”Fai tenore !” ここはテノールしろ(高音が長くなってもOKの意味)、と自由を強制?する。 2幕のラスト、リゴレットとジルダの二重唱の最後のリゴレットのラの音は現在の公演ではお客様が喜ぶ

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告③

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告② オケリハ3日目

          オケだけのリハとしては最後。若い指揮者の指導で1幕、2幕の2巡目、しかしオペラを振る難しさ!どうしても指揮者は拍をとりたがるけど、オペラは言葉と歌が先にあるから、どの拍の重さも言葉によってまちまち、強弱中強弱などという4拍子は存在しません! どの指揮者も迷宮入りしてタクトがふらふら宙を舞ってしまう。 ムーティは指揮者の不自然さをユーモアたっぷりに真似してみせ、足を上げて踊ったりジャンプしたり、病気の人みたいにタクトを震わせてみたり左手の小指が立っていたり、そういう動きは全て

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告② オケリハ3日目

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告① オーケストラリハーサル2日目

          私は実はアカデミー2日目から6日までの5日間聴講しました。初日はどうしても行けない用事があったので。 ムーティは何も教えない、と言われていたけれど、このアカデミーでは、4名の30歳前後の若手指揮者に、指揮の仕方を丁寧に教えている。2つ振り、4つ振り、ここは1拍を分けて振る、レチタティーヴォ(語りの部分)は歌のフレーズの続きとしてオケの音を滑り込ませて、など、実に具体的に指示があり、若い指揮者たちも振るたびにかなり上達している。 ムーティの指示はとても簡潔で、際立たせたい楽

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」報告① オーケストラリハーサル2日目

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」アカデミーへのイントロ

          ミラノに留学していた時、スカラ座の演出稽古に何演目か潜入した。劇場入りの前に演出が作られていく過程は、スカラ座の場合2週間くらいだっただろうか。朝10時から昼1時、その後に各自自宅に帰って昼食をとり、2時半から5時半が夕方の練習。 アンサルドという巨大な稽古場には開帳場か既に作られていて、天井は高く舞台セットが丸々乗るようになっている。 ピアニスト2名と副指揮者、そして舞台でキュー出しをする、日本で言えば演出部?のピアニストたち3、4名。音楽スタッフはそんな布陣。ピアニストは

          ムーティのイタリアオペラアカデミー2019「リゴレット」アカデミーへのイントロ

          音楽にできること

          私はたまたま2人の経営者の偉い方に同じ質問をされたことがあります。 でも、かなり多くの方が同じ質問を音楽家に向けてされたことがあるのではないでしょうか? 「音楽をやっていて儲かりますか?」「オペラって儲かるんですか?」 「うーん、儲かっている方はごくわずかのスターですね。」と私は答えました。だって音楽そのものでは儲からないからです。いくら高額なチケットを売ってもオペラの舞台の費用なんて払えません。オペラは金食い虫です。でも、だからといってそれで話が終わるなら、スター以外の下

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          G.Pucciniオペラ「ラ・ボエーム」より「私が街を歩けば」Quando me'n vo'

          G.Puccini : "La Bohème" Aria di Musetta プッチーニ作曲オペラ「ラ・ボエーム」よりムゼッタのワルツです。フルスコアを見ながら弾いています。ハープのアルペジオや木管のヒューヒューと囃し立てるような音など、色彩豊かなオーケストレーションをピアノで弾くのは限界がありますがやってみました!ご存知の方はぜひ歌ってくださいませ♫

          G.Pucciniオペラ「ラ・ボエーム」より「私が街を歩けば」Quando me'n vo'

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          個人的感想文 : ザルツブルク音楽祭 ベートーヴェン交響曲第九番

          ザルツブルグ音楽祭のリッカルド・ムーティ指揮、ウィーンフィルのベートーヴェン交響曲第9番を配信で聴きました。長文レポートになりますので悪しからずご了承くださいませm(_ _)m この第九は、今までに聞いたことのない響きに満ちた世紀の名演でした。コロナ禍の真っ只中の今だからこそこの解釈が成り立ったのはもちろんですが、もしかしたら私たちは今まで平和すぎてベートーヴェンが第九で表現しようとしていたことを表面的にしか理解していなかったのではないかとさえ思える新しくハッとさせられる演

          個人的感想文 : ザルツブルク音楽祭 ベートーヴェン交響曲第九番