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ASEAN

〈国軍総司令官MAHの逮捕を求めるオンライン署名〉


全身全霊でASEANへの願いを語ってくれたDr. SaSa。

私は、私の国が正しい心を持った国だと示したいです。


署名なんて意味がないとは思います。ただ、

日本政府が太いパイプを使っているという真意が、ミャンマーに日本がつぎ込み生んできた経済利益を保持し、これからもそれをもらうために、軍と関係を切らず、ゆえに行動できず、結果いまミャンマー人から日本の経済力が人殺しに使われていると言われてしまっている醜態なら、

日本国民は、それにはっきり反対していると、せめて彼に示せるように。


日本は、ミャンマーが世界から受けているODA(発展途上支援金)の中で額面No.1、ミャンマー工業開発地区へ米中さしおき一番乗り、技能実習生を呼ぶことで一人につき巨額の日本税が財団へ動かせるシステム、

名実ともに、ミャンマーの最大支援国です。


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ミャンマー民主派政府組織NUG

国際担当 Dr. SaSa

4月23日のインタビュー(ASEAN前夜)


国軍総司令官Min Aung Hlaing(以下MAH)が、今回のASEANへ出席することとなっている経緯を踏まえて。


Q. INTERPOL(国際刑事警察機構)に、NUGからMAH逮捕の協力要請をした理由を伺えますか?


A. 殺人者は世界のどこにいたとしても殺人者です。罪のある人間は、刑務所に入るべきだからです。


Q. 今日までに、ASEANから公式な招待は届きましたか?


A. ASEAN加盟国の要人達と、非公式でよく会話をもっています。また、ASEANに協力的なヨーロッパ、英、米とも、常に相談をしています。

ASEANにNUGから伝えているのは、選挙で選ばれた人間だけがミャンマーを代表することができる、MAHがジャカルタ(開催地)に赴いても、殺人者が赴いても、ASEANにあげられるものは何も無いですし、ASEANにとってメリットが何も無い、と。

現在はミャンマーを代表していない人物を招待してしまっている。

しかしながら、ミャンマーのことを気にかけ、手助けしようとしてくれているASEANのいくつかの諸国については、感謝を申し上げます。

ただ、再三伝えているのは、殺人者MAHを招待してしまったことで、会合は成功しない上に、国際社会が殺人者を認めたという事実がうまれるなどという事が起きてはいけないと。


我々はどの段階で招待されても良いよう、完全に準備を整えてあります。


Q. では、現段階までは招待はされていないということですね?


A. されていないが、ASEAN各国も必死に思考してくれています。彼らが言っているのは、ひとまずMAHの話を聞くと。

違法な参加者ですけどね、政治は政治ですから。

MAHを今招待しないことは、ミャンマー国内には各国大使館がもちろん存在しますからね…外交への影響等を考え、迂闊には出来ないのでしょう。


Q. タイとフィリピンからは大統領クラスが参加しないことも加味し、

今回の会合に、何を望みますか?


A. ASEANは過去52年間で、加盟国の問題について解決できたことがありません。が、今回はミャンマーについての取組みですから、私はポジティブシンキングのみすることにしています。

欧米含む各国が、この会合の行く末を見ています。


我々が期待した流れにならなかった場合でも、

来週以降我々が着手できる手段はたくさん用意してあります。

しかし、

ASEAN加盟の「正しい心を持った国」々が、

MAHに「するべきこと」を言い渡すという現実が、ほしいのです。

するべきこととは、

ひとつ、ミャンマー国民を殺すのをやめること。即刻、やめること。

ふたつ、拘束した全ての人を解放すること

みっつ、戦争に使用するレベルのミサイル等武器をデモ隊使うのをやめること

よっつ、CDMやその他抗議活動をしている人々の逮捕をやめること

いつつ、選挙で選ばれた我々によって組織されたNUGへ、権力を譲り渡すこと

この五つです。

この五つと意図を違えるようなものは、断じて受け入れません。ASEANがMAHにこれらを強制できなければ、今回の会合は全く意味を成しません。


Q. NUGは国際社会から、現在どのくらい認められていますか?


A. 国際社会から認められているという根拠は、一つの事柄だけではいえず、様々な点で判断されます。

もし認めていないと、まず、話はしません。認めているから、国家間で話ができます。NUGはいま、話をすることができている。

その一方で、認めていると表明したなら何か政治的効果が生まれるはずです。NUGの政治を武力の面でサポートするとかビジネスにおいて協力することをもって、認められていると定義したい。

私は国際担当ですから、人道の面でどのくらい協力してもらえているかや、米とならビジネスでどれくらい干渉し合っているのか、ヨーロッパの国々とそれぞれ何を協力できるか…

国によりツールは異なりますが、協力してやっているのが認めているという意味になる。

認めていると言いつつ、協力してやっていることが何一つない状態では、それを言った意味ない。


「正しい心を持った国」が、たくさんあることを信じています


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「正しい心を持った国」、Right Minded Countryと英語で私は聴き取りました。間違っていたらごめんなさい。筆起こしが出ていたら確認します。


その他も、痛いくらい気持ちのわかる、Dr. SaSaの言葉の紡ぎ方。


夜更ししたその最後にこの動画を見つけ、主人と訳していたら、今6:20になりました。

ヤンゴンで針がこの時刻を刻む頃、MAHが出国するとささやかれています。


日本時間14:30の会合まで、あと八時間。


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