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あなたの子どもの世界を作る

今日は、教育について。 


少数民族についての議論が、たくさん出ていますね。ミャンマーを語るには避けて通れない。

少数民族でなくとも、色々な意見の人がいます。NLD支持者や、そうでは無いけれどクーデターにおいてはCRPHを支持するとしている人、これらが圧倒的に多いはずですが、反対に、支持しない人もいます。

私が知っている限りでは…政治的志向というよりは、軍関係者から何かしらのサポート、優遇を受けた事があり恩義を感じている人が多い。あとは、政治に無関心なミャンマー人も、中にはいます。のんびりと煩わしさ無く過ごせればそれでいいから、政権はどちらでも良いから早く落ち着かないかな。みたいな。


自分の利益や目の前のニンジンではなく、軍のしている非道な行いを正しく認識してほしいですよね。

私は、ミャンマーが民主化すれば、想像力を育む教育が広まり、そういった考えをする人も減ると信じています。


スーチーさん以前のミャンマーの教育には音楽・美術・体育などの科目が無く、暗記を目的とした授業しかありませんでした。ディスカッションや道徳も無い。

国語のテストにも、「この台詞で筆者が何を言いたかったのか、20字以内で説明しなさい」といった類の設問は無いそうです。

それが少しずつ、取り入れられ広まり始めていたところだったのに。

非常に悔しく思います。協調性や考える力、工夫する力は、幼いときに育むべきです。 


よく、スーチーさんは自分の子どもを捨てて政治に生きた無情な人間だから、信用できない。という人がいます 


そうでしょうか。 


子どもと夫の所に生きて戻れたのなら、そうしたでしょう。でもその望みは限りなく薄い。

そして、私はこう信じています。 


彼女は、「自分の子どもたちの生きていく世界を作る」ために、邁進しているのだと。 


子育ては、そばに寄り添って生きるだけではないと思います。きらめく世界を見せること、卑劣なものから目を背けない姿勢を見せることが、私自身も子どもにしたいことです。 


あなたも、あなたのお子さんの生きていく世界を作るために、今日ひとつ、動いてほしい。 

忙しい日々に流されがちですが、それが一番、大切なことのはず。 


多くのひとがそれを忘れずにいられるよう、切に願い、私も行動していきます。

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