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日産アートアワード2020

日産アートアワードに行ってきました。日産は実にいろいろとありましたし、そのいろいろもあって業績も苦しいと言われている中で、アートアワードを継続しているところがぶっちぎれ日産ですね。素晴らしい!

横浜音痴の自分には、場所がほんとにわかりにくかった。。。日産の本社にはなんとなく到着したのですが、そこから横断歩道がスクランブルになっていて、どちらに行けばよいかわからなかったのです。

ちょっとブランド的にゆるせないのかもしれませんが、アンパンマンミュージアムの隣って言ってくれたら、わかったと思うのですがね。

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入り口一番に目に入るのが風間サチコさんの作品。個人的には一番好きでした。写真に納まらない大きさ、近くで観るとディストピアの営みが細かく描かれています。

みていると暗い気持ちになりますが、ここに描かれた世界にいない自分に自信がもてるというか、反面教師のようにも思えます。とにかく細部をみていて飽きない作品。

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グランプリの潘逸舟さんの作品。それほど大きくない部屋に所狭しとズドンとあるテトラポットのような物体。

美術手帖のグランプリ報告記事によれば、「新型コロナの影響で移動が拒否され、消費の物流だけが稼働する現在の状況を、「群」から離れたテトラポッドで表現した作品」とのこと。

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三原総一郎さんの作品も薄暗い部屋の中で、しかも自動車産業を象徴する華々しいパビリオンの隣で静かに佇む木製の合成物がただただかっこよかったです。

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