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響き

最近、「響き」という言葉に改めて惹かれています。

「響き」と聞くと音楽を連想しがちですが、
日本語にはちゃんと「胸に響く◯◯」という言い回しがあります。

私に響いた、響かない
という感想だって、すでに音以外を指していますね。
それはきっと「心を揺さぶる」とか、「胸を打つ」とか
ある種の"揺れ" を表現しているような気がします。
「私には響かなかった」=揺れがなかったものに惹かれない?
人は自分の中に起こる揺れを欲している。

現に音は振動を与えます。
世の中で1番純な水を見れば一目瞭然で、
水面に
音は波を生み出す
風も波を生み出す
目に見えない音や風は、このような純なものを通して姿を現します。
振動は揺れ、震え、揺らぎ、など程度こそあれ
「響き」に通づるのではないでしょうか。
楽器も音叉も実際音を出すと震えています。

私が親しみを持つ占星師は、先日
「魂を叩く何かの音がきっとあります、、、
心の奥を叩く何かの音がきっとあります、、、、。」と仰っていました。

魂・心も目には見えないけど、確かにある中核
音の振動は、魂・心に"波"を生み出すのかもしれません。
その波が波紋を形成し、
それぞれに、それぞれ独自の模様をつけていくのかもしれません。

それを じんわり 感じた時、自分にできた模様を自ら感じた時
目の前の景色やビジョンや日常が
感じた瞬間より以前と以後で大きく変わってしまう。

一瞬なんですよね、気づくときは本当に。
響きって 気づき かもしれないな。

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