ウキウキは浮き浮き、ワクワクは湧く湧く?
日本語は本当に奥深いです。
そして、最近思っているのは、今私が欲しい答えは、実は日本語のあちらこちらにすでに提示されているのではないかということです。
どうしても母語だから、無意識に使っているので、
改めて客観的に捉えた時、
何気なく発していた単語が急に深い意味を思っていたことに気づいたりします。
例えば、ウキウキ ワクワク
ウキウキって何か楽しそうな予定があって、楽しみで仕方ないようなイメージですが、
そもそも"ウキウキ”って浮き浮き?
浮いているの二乗? 浮き輪みたいな?
軽いな…!
そういえば、"心が軽くなる"ってプラスの意味だな。
「〜なる」っていうことは、変化したんだから、
重い⇨軽いの変化を意味する。
心が重い⇨心が軽い
身重も⇨身軽る
何かを手放して、軽くなったら楽しそうなイメージになる。
ワクワクはどうでしょう?湧く湧く?沸く沸く?
湧くは、温泉とか井戸水とか、湧き水とか、水をイメージしやすい
または心の奥にある原動力のような、奥にあるものが何かを契機に噴出するイメージ
勇気が湧く
意欲が湧く
興味が湧く
疑問が湧く などなど
お湯が沸くは、液体から気体に変化すること
気体は軽い、そして見えづらい
軽い、無い、見えない
それがプラスのイメージを膨らませる
私が中国語を専攻したのは、紛れもなく日本語が好き(正確にいうと古文が好き、和歌が好き)だからです。
日本語教師をしていた頃、相当に意識化して日本語を話していたため、
帰国当初は留学生と間違えられていたほどでした苦笑
最近改めて日本語の奥深さに興味が湧いています。
今一番気になっている頭、腹、の慣用句をまた紹介したいと思います。