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今日の日めくり 2月3日

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今日の一言は、

「踏まれた草にも花が咲く」

ふまれたくさにもはながさく

【意味】
逆境にある人もいつか輝き栄える時が来る。

という言葉です。

【詳しい解説】
踏まれた草花、例えばたんぽぽやシロツメクサも、春になれば可愛い花を咲かせるように、今は不幸な状況や、辛い時期であっても、じっと耐え忍んでいれば、いずれ良いことが巡ってくるというたとえ。


由来は分かりませんでしたが、調べていくと脇坂義堂という江戸時代の人物の名言が出てきました。

脇坂義堂
江戸時代中期-後期の心学者。
はじめは書店主。
手島堵庵(とあん)について心学をおさめ,江戸人足寄場の教諭となり,金沢など各地で布教。
大津街道の改修や京都東山蹴上(けあげ)の常夜灯設置など公共事業につくした。
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説より

【格言など】
踏まれても根強く忍べ道芝のやがて花咲く春に逢ふべし

【意味】人に踏みつけられても、辛抱強くただ耐えなさい。
道端の芝だって踏まれても我慢強くしていれば、いずれ美しい花が咲く春がくるのだから。

困難に直面したときは、心がなえてしままうことがある。
やってきたことに自信をなくしてしまうこともある。
しかし、何かをしようとする時に、困難は必ずつきまとう。
困難がなければ、すべての希望は手に入らない。
苦労の上に花が開くのである。


夜がなければ、朝は来ない。
冬がなければ、春は来ない。
出典:斉藤亜香里著「道歌から知る美しい生き方」


脇坂義堂の著作に、『撫育草』(そだてぐさ)という、子育てに関する書があるそうです。
厳格な教育よりも温和な教育の方が優ると主張しており、温和教育を提唱した子育て書、だそうです。

なんだか現代でも通じる感じがしますね。


最近、アドラー心理学を目にすることが多く、気になっていますが、日々に追われてまだ、書籍等のしっかりした知識はありません。
(今、「嫌われる勇気」の朗読を途中まで聞いています。)

まだ勉強中ですが、アドラー心理学には「耐え忍ぶ」って感覚はないですよね?
違ったらすみません💦

「今」を大事に、事実を見つめて、何ができるか、どうしたいかをハッキリさせて動いたら、耐え忍び、じっと留まる時間はないですよね?

アドラー心理学は「今」どう思うか、現実はどうなのかを見つめるものだと感じています。

耐え忍ぶのは、辛い現状を変えないから。
辛いなら行動すれば良い。

っといっても、思考を行動に移すのは、そんなに簡単ではないけれど。


草花は踏まれても、根がしっかりしていれば枯れません。

人も同じだと思います。

誰かに踏みつけられることがあっても、

自分のことが好きだ!今幸せだ!


と揺るがずに思えたら、大丈夫です。

過去に何があっても、今の幸せには関係ありません。

大事なのは、「今」なりたい自分になるために、自分の「できない」という思い込みを捨てることなんですね。

アドラー心理学を知ると、ことわざの受け取り方も変わってきました。

でも、基本的に「踏まれた草にも花が咲く」は、今辛くても報われるぞ!諦めずに頑張れ!という前向きなことわざだと思うので、

【私の新しい解釈】
草花はしっかり根をはれば、踏まれても枯れることはなく、花が咲く。
人も同じく、自分の心を見失わなければ、苦しいことがあっても、また幸せを感じ笑顔になれる。

としようと思います。

あくまで私の勝手な解釈なので、みなさん本来の意味は知っておいてくださいね💦



今日の二十八宿は、

参(しん)

商品の買付け販売、商取引、建築関係、旅行、祝い事、縁談など吉。

とのことです。


みなさま、「今」を大切に、充実した一日でありますように🍀


オマケのぷち知識
白詰草(シロツメクサ)の名前は、江戸時代にオランダから渡来したガラス器の箱につめられていたことから。だそうです🍀



この記事が、会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊

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