誰かと生きること。
長い話し合いの末、彼とはお別れした。
もう、1ヶ月くらい経つだろうか。
一度、2人でもう一度やり直そうってなった。
でもやっぱり、彼に私を好きな気持ちがないことに変わりはないから、お互いきっと苦しかった。
私のことが大切なのには変わりないけど、好きではないんだって。
大切だけではダメだったのか。と今でも思ってしまう。
別れてから、私は私を生きている。
食べたいご飯を食べて、
運動はしない代わりに少しだけ姿勢を気にして、
大好きな音楽を聴いて、
読みたい本を読んでいる。
やりたい勉強もしているし、美味しい紅茶も飲む。
孤独が少し好きになった。
誰かが私を大切にしてくれる時間があるから、私は孤独を感じるんだろうなと気づいてから。
友達然り、家族然り、先輩然り。
周りにとても支えられて生きている。
でも、やっぱり恋人と生きる感覚は少し違うなとも思う。
誰かと距離が近くなればなるほど、
一緒に生きれば生きるほど、
1人の時の寂しさはうんと深くなる。
私にとって、誰かと生きるということは
寂しさに弱くなることだ。
それが嫌だ、それが苦しい。
寂し過ぎてたまらない夜は1人ではなかなか越えられない。
耐えられなくなると、頼ってしまいたくなる。
何なら頼ってしまう。
もっと強くなりたい。
寂しさに押し潰される夜が減りますように。
2023.02.15