大切な君へ
とてもとても大切な彼のお話。
大学時代からの友人で、同じサークルで、女友達と3人でいたり、はたまた男友達と3人でいたり、なんだかんだずっと仲がいい彼。
3年ほどお付き合いしている彼女との関係が去年の秋ごろからあまり良くなくて、
私は彼女とも仲が良かったから、双方から話を聞いていて、
どうにか2人が一緒に居続けてほしいなと思っていたの。
それが、冬に季節が変わった頃、彼の方から連絡があって。
「俺たち、別れてたみたい。」
どうやら彼女の中では少し前に関係が終わったと思っていたみたいで、
(彼らは一緒に住んでいたから、別居の話も出ずにそれは「?」だったけど)
しかも新しいお相手までいるみたいだからそれはそれは衝撃よ。
彼にとっては浮気されたようなもの。
優しくて、メンタルも割と一定で、この7、8年乱れたところなんて見たことがなかったのに
さすがに参ってしまったみたいで、先の女友達と男友達と一緒に声をかけている。
彼の見えないこんなところで彼へのお手紙を。
大学時代から何度だって言うけれど
世界で一番幸せであるべきだと思うのは間違いなく君です。
誰よりも優しくて、人を思いやれて、手を差し伸べられる君は、
世界で一番幸せであるべきだ。
そんな君が頭を抱えて、「自分はダメだ」みたいなことを言うと
本当に心が苦しくなります。
今すぐ会いに行って、抱きしめて、
君の全てを肯定して、手を引っ張りたい。
いい?君はそんな風に扱われていい人間じゃないんだ。
そしてね、いつでも私を頼ってよ。
すぐに駆けつけるから。
絶対に見捨てたりなんかしない。
だって私たちは友達なんだから。
2024.05.03