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「辛い」の代わりに、お守り言葉。

拝啓、8月10日の私へ。

「辛い」「苦しい」の代わりに、推しの名前を呟くことを思いついてくれてありがとう。
今のあなたは、布団から起き上がれないほど体調不良で、夜眠れなくなって絶望していると思う。でも今はそれが治って、毎日早寝早起き、毎日外出して2kmは歩いてるよ
推しのパワーは偉大だね。

なんのはなしですか??
そう言われそうなので簡単に説明しますと、
『お守りの言葉を使ったら、元気になりました』という話です。
元・高千穂の巫女だから、というわけではないのですが、いわゆる『言霊』、言葉のパワーというのはあると思っています。
体調が悪い時は、ネガティブなことばかり考えてしまいがちで、自然と「辛い」「苦しい」などの言葉が出てきてしまいますが。
あえて、ポジティブな言葉を使った方がいいのではないかと思ったのです。

でも、きついのに「嬉しい」とか「ラッキー」という言葉は、ちょっと違う気がしました。
無理して心の中で呟いたとて、そこに心からの感情はこもっていないので。
逆に、「そんなこと全然ないけどね」という気持ちが滲み出てしまいそうです。

そこで私は、「一見普通だけど、自分が呟いて幸せになれる言葉」を『自分だけのお守りの言葉』として、使ってみることにしました。
私の場合、それは推しの名前でした。
「辛い」「苦しい」「きつい」……、
そんな言葉がついつい口に出てしまっても、
ハッと気づいて、(違う違う、“権藤さん”だった)と心の中で呟き直す。
相当わけのわからない状況ですが(私の推しの名前の厳つさがカオスに拍車をかけてますね)、自分の心の中で呟くだけなら自由で、誰にも気づかれません。
……まぁ、私は度々やらかしましたが。

ある朝。
母「みう、今日も体調悪い?」
私「うん、権藤さん(辛い)」
母「ハ???」
私「あっヤバッ」

こういうやらかしが時々ありました
(事情を理解してくれた母には感謝しかありません)

何でもいいと思います。
自分が元気になる言葉をお守りにして、心に響かせることができれば、きっと。
私自身、「果たしてこれは効果があるんだろうか。ただ単にヤバい人になるだけじゃなかろうか」と思ったけれど。
本日、やっとヨガ教室を再開できたことで、効果を実感してしまいました。
寝込んだり発作が起きたりで、何ヶ月も行けなかったのに…。
また大きな一歩を踏み出すことができました。

私くらいヤバい人にならない方がいいですが。
お守りの言葉で、心を少しでも上向きにすることを積み重ねていくと、幸せになれるのかもしれません。

本当に、なんのはなしか自分でもわかりませんが、そういうことです。


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朝日みう
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