リモートワークが普及し、リアルとオンラインの両方のコミュニケーションを駆使してマネジメントを行なう時代となりました。 私たちは、それを「ハイブリッド・マネジメント」と呼んでいます。 リアルの良さを活かし、オンラインの良さも活かすといった、「ギアの切り替え」がとても大切ですね。 ■オンライン・マネジメントは難しい?リモートワークが普及して久しいですが、現場のマネージャーの方々と話していると、いまでもオンラインでのマネジメントに難しさを感じるという声が多いのも事実です。 何が難
こんにちは。サイボウズ チームワーク総研のなかむらです。早くも師走。12月も半ばを迎えようとしています。 2021年は、みなさんにとって、どのような年でしたか? 夏までのコロナ禍、その後ワクチン接種も進み、新種も出てきながらも小康状態が続いているのが今の状態ですね。 コロナ禍になって2年となろうとしているなか、このニューノーマルな生活様式に慣れ、だんだん最適化してきている方も多いと思います。一部の企業では出社も定期的に行うようになったとも聞きます。一方で、出社し始めたけど
こんにちは。サイボウズチームワーク総研の三宅です。なかなか終わらないコロナ禍、リモートワークを継続している企業の方も少なくないことでしょう。私たちサイボウズでも多くのメンバーがリモートワークを続けています。 リモートワークで欠かせないのが「情報共有」です。情報共有とは、一般的には「ある情報を複数の社員で活用する」ことですが、サイボウズでは「情報を社内のオープンなオンライン環境でやり取りし、社員誰でも自由にみられる状態にする」というものです(たとえば、メールやチャットグループ
サイボウズ チームワーク総研のなかむらです。テレワークにおいて、TeamsやZoomといったオンライン会議システムを利用する方も増えたと思います。多くの企業様にテレワークに関する講演や研修を行うなかで、必ず出る質問の1つに、「カメラはオンにしていますか。オフにしていますか。どちらがいいでしょうか」があります。 サイボウズでは、カメラのオン/オフは自由ですが、オンで話すことが多いです。 最初の緊急事態宣言時に急遽テレワークになったことによる"ネットワークの確保のしづらさ"
悩みの構造①、②ではチームマネジメントをする上で基盤となる情報流通と関係性について整理しました。今回は最終回として、基盤の上で機能する目的共有やモチベーションについて考えます。ワクワクする理想をメンバーで共有できないという悩みをセミナーで集めて構造化しました。 ワクワクする理想をつくる条件 企画者の想いが乗った企画は内容が荒っぽくても結果につながることが多い、という参加者の体験談を皮切りに意見がたくさん出ました。構造図でいうと頂点にある、「目的」や「モチベーション」といった
前回の記事で、情報共有の悩みを取り上げました。チームや組織全体のコミュニケーションも一瞬一瞬を見れば基本は1対1の関係です。人の意見をどう受け止めてどうフィードバックするかの連鎖で成り立っています。 数年前から日本でも注目され一般的になってきた1on1ミーティング。上司と部下が一対一で話し合い、部下の成長を促進する定例の場として実施されていると思いますが、なかには形骸化していたり、どうやればいいのか分からないという声も耳にします。 1on1をやっている人たちから聞いた困り
スコラ・コンサルトの滝口です。昨年7月の記事以来ひさしぶりの投稿です。私たち”サイスコ”チームは今年に入ってからも、リモートワーク環境下のマネジメントについて、セミナーに参加いただいた皆さんと意見交換を続けてきました。 今後は再びオフィスで仕事をする場面が増えたり、リアルとリモートが混在するハイブリッド環境になったりするかもしれませんが、いずれの状況でも根底に流れる”マネジメントの本質”を意識していきたいと考えています。そこで今回は、最近のセミナーでお寄せいただいたリモート
どの会社にも共通するテレワークの課題は「コミュニケーション」 サイボウズ チームワーク総研のなかむらです。 暖かくなって心地よい気候になってきましたが、なかなかコロナ禍から抜け出せない日々が続いています。 現在も引き続きテレワーク中心で仕事をされている方も多いことと思います。相変わらずサイボウズも、スコラ・コンサルトも、テレワーク中心の毎日を過ごしています。 昨年は様々なところがテレワークに関する数多くの調査を行っていました。たいていどの調査でも、オフィスで働いていたとき
スコラ・コンサルト 塩見 康史 サイボウズ株式会社が行なった「取締役の社内公募」が反響を呼んでいる。 特にネットニュースなどで、「新卒1年目も取締役に」などと、ややセンセーショナルな切り取り方で報じられたこともあり、SNSなどでも賛否の意見が飛び交っているようだ。 サイボウズは発信力のある会社で、これまでも、先進的な働き方改革の取り組みや、複業(副業)促進などで、賛否の反応を引き起こす発信を何度も行なってきた。 ところが今回の取締役の社内公募では、サイボウズの発信に対する、
前回の記事で、タバコ部屋が快適なコミュニケーションの場だったと言いました。単に楽しいということだけではなく、仕事の相談や情報収集、いわゆる根回しなども、なぜかはかどる…今回は、それはなぜなのかを考えてみます。(必ずしもタバコ部屋である必要はありません。似たシチュエーションである、コーヒーブースやランチの買い出しなども同様です。想像しやすい場所に置き換えて聞いてください)。 そもそもタバコ部屋へ行くのはどんな時でしょう。物理的なニコチン切れということもありますが、大半の人は気
リモートワークが普及するなか、コミュニケーションの難しさを耳にするようになりました。具体的なシーンを例に、オフィス出社との違いを考えます。 皆さんこんにちは。サイボウズチームワーク総研の三宅です。ついにフルリモートワークを始めて1年を超えました。世の中ではフルというのは少数派ですね💦多くのリモートワーカーの方は、リモートワークと出社を組み合わせていることと思います。 オフィスの場合には、パソコンを通さない様々なコミュニケーションの場があります。自席で同僚と話す、ランチやコ
こんにちは。サイボウズ チームワーク総研のなかむらです。今年もあと10日ほどになりましたね。。早い・・・。 2020年はみなさんにとって、どのような年だったでしょうか。「大きな変化の年」―いろいろな意味でそうだった人が多いのではないかと思います。 しばらくコロナ禍が続きそうなことが予測されるなか、来年はどうしようかと考えられている方もいらっしゃいますよね。 サイボウズ チームワーク総研とスコラ・コンサルトでは、引き続き続くリモートワークにおいて、様々な問題解決のタネを蒔い
こんにちは。サイボウズ チームワーク総研の三宅です。来たる【 2021年1月20日(火) 】サイスコ(サイボウズ×スコラ)メンバーにて、共催セミナーを開催します。 緊急事態宣言以降にリモートワークを導入した企業の場合でも、すでに半年以上が経過した頃と思います。導入当初とは異なり、新たな課題を感じているマネージャーの方々も多いのではないでしょうか。 今回のテーマは「オンラインで、部下が見えにくくなったのどうする?」です。スコラ、サイボウズ両社とも、組織や人のマネジメント、チ
「リモートワーク・マネジメントのヒント」(2回シリーズ)の第2回を10/1(木)に開催しました。 第2回「リモート・ショックを経て、マネジメントはどこへ向かうのか」新型コロナの影響により、リモートワークが急速に普及したことにより、私達の働き方は大きく変化しました。 この変化の先には、どのような未来が待っているのか、マネジメントのスタンダードはどう変化していくのかを、参加者の皆さんとともに考えるというセミナーでした。 セミナーは、夜の19:00にスタート。7名の方に参加いた
こちらの記事でもお知らせした「リモートワーク・マネジメントのヒント」(2回シリーズ)の第1回を9/17(木)に開催しました。第2回は10/1(木)19時からです。まだ定員に余裕がありますのでご興味のある方はお申込みページからお申込みください。 第1回の内容と様子何回か共催セミナーはやってきましたが、今年は特にコロナ禍で職場が急変した現状やこれからのマネジメントについて、参加者からもお話を伺いながら私たちもヒントを見出していきたいという思いから企画したセミナーです。 仕事が
こんにちは。サイボウズ チームワーク総研のなかむらです。さて、この連載のサイスコ(サイボウズ×スコラ)メンバーにて、セミナーを行うことになりましたのでお知らせいたします。これまで書いてきた内容をベースに、「オンライン時代のマネジメント」について、みなさまとざっくばらんにお話できればと思います。 こんな方のご参加をお待ちしております● 在宅勤務、リモートワークを導入しているマネージャーの方 ● 全員が出勤していた時に比べ、部下の状況把握、コミュニケーションの難しさなど、マネジ