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マティスとライカM9と少しシューゲイザー
新国立美術館にて開催されているマティス展に行ってきました。事前に撮影可能範囲がけっこう広いという情報を得ていたので、カメラを持って行きました。
僕のカメラはライカM9です。
ま、言いたいことはわかるよ、みんな。その高級品、意味ある?って感じだろ?いや、まあそうなんだけどさ、ライカは宗教だし。一度は持ちたいし。大枚はたいて5年前ぐらいに買ったんよ。CCDは交換済みのやつね。円安とインバウンドが重なり合って僕が買った時より中古価格値上がりしてるぜ、こんなアンティークのデジカメがねっ!1800万画素しかない、太古の遺物だぜっ!けどな、これでしか撮れねぇ絵があるはあるんよ。↓こんな感じのコッテリとした青色はこいつらしさなんやで。
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という自慢話は置いておいて、マティスです。
火曜日の昼間という時間に行けば空いてるだろと有給取って行ったら、まあ、混んでる。つか、マティスってそんなに日本で有名?と一緒に行った奴に聞いたら「無印良品とかでマティスの柄のアイテムとか売ってる」て言われて、ドメジャーじゃんか!知らなかったぜそんなに有名とは、って感じ。
初期のイラストよりも野獣派以降が良い。が、野獣派は数年で止めてるので、どうやらマティス的にも気の迷いだったみたい。僕は野獣派好きだなと思ったけども。
とはいえ、有名な切り絵期がやはり良い。そのあたりのデッサンとかスケッチが記号化を突き詰めると記号の壁を超えてアートになる的な突き抜け感をもってて、凄く良かった。
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その研ぎ澄まされたインダストリアルデザインからはシューゲ的な音像は聞こえてこなかったが、パキッとしたシンプルで清潔感のあるポップロックが聞こえてくる感じがした。
強いて言うと、テレンストレンドダービー(サナンダマイテレヤ)のこの曲が僕の引き出しの中では音像的に近い気がした。
久しぶりに歩いた六本木は、夜遊びで出掛けていたころよりも、どこか落ち着いた感じを受けた。赤坂方面に歩いたが、赤坂から日比谷方面に抜ける道々は、少しUKロック感がある。
この曲の持ってるシューゲ感が赤坂→日比谷の夜の街にはあってると思う。それにしても意味なくよく歩いた。