ドラマ度高い蔓無源氏 国分酒造さんの作品
焼酎は造り手の数だけストーリーがあります
がドラマ度数♪が高い焼酎、「蔓無源氏」。
現代の名工、安田杜氏と国分酒造代表 笹山さんの
最強コンビが創出した渾身の作品です。
ざっと付加価値を上げてみると、
・在来種「蔓無源氏」、10本の苗から復活→文化再建
・製麴に三昼夜かける老麹造り、
二次もろみは長期発酵 →大正時代手法再現
・蒸留あと三年熟成 →独自優位性研磨
・麹米は長粒米「夢十色」 →地元生産者連携
と、これだけでも豊かな気持ちで飲んで応援
できます。
さらに言えば、
蔓無源氏は、蔓「あり」の「源氏」という芋が
あり、1895年に広島県安芸郡の久保田さんが
オーストラリアから移入したもの。
蔓無源氏は、この源氏の蔓が短い突然変異体で
1907年(明治40年)に鹿児島県肝属郡垂水町の
中島さんが発見したものです。
当時は主要な在来品種として全国で栽培され
蔓無源氏は、鹿児島北部から大隈半島にて
栽培されたそう。
長い年月による社会情勢、市場の変化を経て
かつて元気のあった在来種が農地では最後の
10本となり、国分酒造さんのお力によって
復活。
その意味では、飲んで先人からの
文化がバトンタッチ、応援できている好事例として
飲む度に瓶のムコウ側にドラマを感じています。
国分酒造さんの文化、農地を守る作品に
敬意を表して乾杯!
※この一杯は大井町の中村屋さんにて
気概を持って飲んで応援した際のショット
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