51歳の今日まで『悩まない』と『悩みがない』を混ぜこぜにしていたらしい
30代の頃まで、「悩みがなさそうでいいねー」とか「幸せそうでいいねー」とか周りの人によく言われていた。
「なんの悩みもなく、考えもなく、ただのほほんと生きててお気楽ですね。」
と、ディスり9割のお言葉を頂戴していたと記憶している。
当時の私はとにかく笑っていた。
(今もその傾向にあるが。)
それは、笑っている状態のほうがお得だと思ったからだ。
笑っている状態=悩みや不安が心や頭を占めてない状態
と、物心ついた時から認識していた。
悩みや不安が自分の中の主人公になった時、笑顔ではいられない。
でも、悩みや不安が自分の中の名脇役になって物語からさっそうと旅立った時、雨のあがりの虹のように晴れやかな気持ちになる。
その虹のことを笑顔と呼ぶのかもしれない。
(良いこと言ってるな私。と自己満モードになっているが、みんなに伝わるほどの表現力がないように思えている。いつか、私の喋り言葉をプロに伝わる文章にしてもらえたらと下心を記しておく。)
悩みや不安が頭を占めた状態で生きているとしんどい。
↓
しんどいことが苦手な私。
↓
早くラクになりたい。
↓
悩みや不安を考えないようにする。
↓
一旦はラクになる。
↓
ただ、悩みや不安は消えていないから、まだ頭の中を占めている。
↓
ふとした瞬間に思い出す。
↓
しんどくなる。
みたいな負のループになると、全然ラクになれないから辛いの苦手な私には耐えられない。
そこで私は考えた。
悩みや不安が頭の中を占めている。
↓
しんどい。
↓
ラクになりたい。
↓
悩みや不安を頭の中から追い出したい。
↓
解決しない限りすぐに悩みや不安は戻ってくる。
↓
何度も同じ悩みに振り回されたくない。
↓
ここで向き合って二度と同じ悩みに向き合わないでいいようにしよう。
↓
ここで向き合っておけば後の私がラクできる。
↓
向き合うなら今だ。どうできるかを考えよう。
みたいな感じで、できるだけ心や頭に悩みや不安を滞在させない対策をしている。
そして同じ悩みが二度と入ってこないように、根本から悩みを解決していく。
そのためにとことん考える。
考えている過程を周りに見せないから、解決後の私だけを見て雨上がりの空のような穏やかな印象を人に見せることができていたのかもしれないと思った。
でもね、実際のところめちゃくちゃ考えてるんですよ。
悩みも不安も人並みにあるんですよ。
まるで何も考えてない能天気みたいに言われるとちょっと腹立つじゃないですか。
30代までは能天気女だと思われるほうが嫌で、めちゃくちゃ考えてますアピールもしちゃってたな。
と、昔を懐かしんでたら今気付きました。
51歳の今日になって気付いたよ。
私は「能天気に何も悩まない」と思われたことに誤解されてると不満があったのだけど、本当は周りの人は「悩みを抱えてない状態がいいですね」と褒めてくれてたのかもしれない。
悩みを表情に出したり行動に出したりしないでいることは周りに優しい状態ともいえる。
周りに不快感を与えず、なんなら気持ち良さそうな雰囲気を出せている状態を評価してくれてたのかもと思うと、悪い解釈しててごめんねって気持ちになった。
本当のところ、相手が善意で言った言葉なのか?悪意で言った言葉なのかは分からない。
まぁ、それは今さらどうでもいい。
だから、都合良くみんなが私を褒めてくれていた言葉だったんだと解釈を修正したいと思う。
(どっちに解釈していいか分からない時は、自分が好きに解釈していい。を、マイルールにしています。)
それよりも、私が大事にしていることに気付けたことが嬉しい。
私が大事にしていること。
悩んじゃうのは仕方ない。
誰だって悩むもん。
大事なのはその悩みに人生の舵を任せないこと。
悩みを頭の中から全て出せるように、あれこれ作戦を実行してみる。
悩むことが悪いんじゃなくて、悩みを頭に滞在させている状態が心身に悪いんじゃないかな。
クリアした悩みは『自信』や『糧』になって、未来の自分の力になってくれるよ。
大いに悩もう!
そして悩みは抱え込まずに『悩みがない状態』にするために向き合ってみよう。
一人じゃ向き合えないよって時は、ばたちとお喋りしましょう。
(小ずるいアドバイスが得意です(笑))
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