#085 『試練』 娘に贈る99の言葉
試練はいつ訪れるか分からない。
そう思うお正月だ。
元旦は夫の実家でちょっとお昼寝をしていた時間に災害が起きていた。
2日は自宅でまたまたお昼寝をしていた時間に飛行機が炎上していた。
寝ている1時間半の時間の中で、世界は大きく変わっていた。
私には直接関係していないことだったけど、人ごととは思えない。
それでも結局は家で普通に暮らせているのだから、所詮人ごとくらいの出来事でしかないと言われている気がして、無力感を思い知らされる。
居ても立っても居られないけれど、直接何もできない自分が情けない。
いつものお正月気分は既にもうなくなってしまった。
今回の出来事も地域や職業などによって受け止め方が大きく違うだろう。
大小あるが、今私たちは試練を与えられていると思って、それぞれに向き合う時間を過ごした方がいいと感じている。
直接関係ない人たち(私も含める)はなおさら、この状況をしっかり受け止めたほうがいいのではないだろうか。
少なくとも私は自分の在り方を再度問われた気になっている。
試練は突然やってくる。
直接なのか?間接なのか?は分からないが常にやってくる。
試練は試されごと。
日頃の訓練の成果が試されるとき。
今、直接試練にあっている人は今の試練に向き合うときで、
今、間接的に試練にあっている人は、今、自分が何ができるかを自問自答し、そして、未来の試練のために、「何を日頃の訓練として築きあげることができるか」を見直すときなのではないだろうか。
起きたことを取り消すことはできない。
起きた先に目をやること、目を背けないことが大切なのではないだろうか。
試練と向き合い、試練から学び、試練を活かす。
忘れたくない。胸に刻みたい。
2024.1.2
ばたち
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