#034 『凡人』 娘に贈る99の言葉
凡人最高!
凡人は自由だ!
凡人は伸びしろだらけ!
自分が凡人で生きていけることに幸せを感じている。
そんな私の考えは変なのだろうか?
私は、自分の人生を全て自分ごとで生きていきたい。
もし、私が天才で、すごい能力を持っていたら、絶対に社会に貢献したほうがいいと思う。
実際、世の中で活躍している天才たちは、世界のため、日本のためにと、自分以外の多くの人たちの期待を背負って生きているように感じる。
自分がやりたいかやりたくないかで行動ができないくらい、多くの人から期待されて生きていくことに私は耐えられないと思ってしまう。
天才になる器がない自分だから、私には凡人という立ち位置が与えられたのだろう。
凡人という器で社会に貢献する。
小さな小さな貢献かもしれないが、それが私に与えられた使命だと思っている。
凡人には天才が手に入れたものを一生手にできないかもしれないけれど、天才も凡人の手に入れたものを手にすることはない。多分、お互い様だ。
天才の素晴らしさと天才の苦悩に関しては、なってみないと分からんだろうな。
多分、天才も凡人の素晴らしさと苦悩を分かることはないだろう。
天才か?凡人か?は役割の差に思えている。
前に立って注目を浴びる人もいれば裏で支える人もいる。
適材適所に人が配置されて一つの作品が完成するように、世の中が天才だけでは世界は成り立たない。
脚光を浴びなくてもなくてはならない存在、それが凡人だと思う。
私は最強の凡人になりたいと思って生きている。
いろんな重圧を抱えている天才を支える最強の凡人になりたい。
天才を支える凡人の立ち位置が私にはちょうどいい。
人には適材適所がある。
天才として注目されて生きる人もいれば、凡人としてさほど知られることなく生きていく人もいる。
どちらにも価値があり、どちらにも辛さがある。
だから、好きに選べばいいよって言いたいけれど、多分、天才か凡人かは自分で決められないんだろうな。
天才になるべき人は、気がついた時にはもうすでに天才になってるだろう。
ここで言いたいのは、凡人が『天才になれなかった残念な人ではない』ということ。
凡人とういう能力をもらって、生きるチャンスをもらったんだってこと。
もし、自分が凡人だと思う人は、よく思い返してほしい。
あなたは凡人で不幸だったのか?
あなただから得られたものがあったのではないか?
あなただから手に入った幸せに目を向けてみてほしい。
凡人だから、私は自分の幸せを一番に考えて生きていけるのだ。
天才に感謝して、私は凡人としてこれからも生きていく。
2023.11.12
ばたち
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