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#091 『孤独』 娘に贈る99の言葉

これは、あくまで自分の考えであり世の中の人全員にあてはまる話ではありません。という、前置きを置かせてもらいます。

人は常に孤独だと思う。
生まれてから今まで、私が孤独でなかった時間はない。
いつも心には孤独を感じている。

ここまで聞くと、孤独に苦しんで生きている人みたいに見えるが、それは全く逆かもしれない。

私は自分が孤独な部分を持っているから、人との繋がりを大切にしている。

みんな孤独が寂しいことや苦しいことだと思っている人が多いが、孤独こそが自由なんだよって思っている。

自由である状態のことを孤独というのではないだろうか。

誰のことも考えない。自分の思うがまま生きられる状況。
自分らしく生きられる状況を自由と表現するならば、自由は孤独な状態だ。

だって、家族がいれば合わせなければいけないことはいっぱいある。
自分の思いを100%通せることなんてない。
我慢したり妥協したりするのは当たり前のこと。
人と共に生きるとは制限があることだと思う。

私たちはその制限に縛られもするが、制限に守られることもたくさんある。
日本という国の法律(制限)に守られてもいるから、日本で安心して暮らせているのだから。

私の場合、半分が人との繋がりを大切にする『制限』のエリアで多少の窮屈さも感じながら、人に助けられ人の温かみを知る場所にいる。

残りの半分は、自分が思うまま生きたいと願う『孤独』のエリアだ。孤独は誰にも縛られない。ただ、いつまで経っても一人。一人という自由さと引き換えに孤独を与えられる。

どの場所も、良い面と悪い面が両方存在する。
どっちが良くて、どっちが悪いなんてない。

私は半分の繋がりと半分の孤独を選択して今を生きている。

孤独は悪者ではない。

孤独と仲良くなれる人が自由を手に入れるのかもしれないね。

それでも、人は孤独にだけでは生きていけないのだと思う。
私のように両方のエリアを持つことはことは生きやすさにつながるのかもしれない。

2024.1.6
ばたち

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