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#058 『物事の捉えかた』 娘に贈る99の言葉

物事は無色透明だ。
無色透明の物事に色と形をつけるのは、捉えた人だ。
そして、捉え方次第で同じ物事なのに色も形も変わる。

人によって同じ物事の解釈が変わるわけだ。

目の前で泣いている少女がいるとする。

ある人は可哀想だと心配するだろう。
ある人は弱い子だと嘆くだろう。
そして、ある人は自分自身と真剣に向き合っているだろうと感心するだろう。

同じものを見ても、捉えかたは人それぞれだ。

だから、世の中がカラフルに見えたのなら、私は彩りある部分を見ようとしている証拠。日々を楽しみたいと思っているんだなってわかる。

逆に世の中がモノクロに見えたのなら、私は面白みのない部分を見ようとしているのだと気付く。そんな時は世の中を悲観的に見ていたいのだ。

どちらが良いとか悪いとを言いたいのではない。

物事のどの部分を見て、どう捉えるかは自分で決めていいわけで、だいたいのことは自分で決めていることに気づくのが大事なんじゃないかと思っている。

人のことを嫌いになった時は、私自身がその人の嫌な部分にフォーカスして嫌いな理由を集めているだけ。

最初にこの人を嫌いになりたいと自分で思ってしまっている。
だから嫌な部分しか見えないのだ。

私の捉えかたひとつで、もしかしたら嫌いな人はほとんどいなくなるかもしれない。

全てが自分の捉えかた次第。
でも、そんなに私はできた人間ではない。

捉えかたを変えるだけだと思っても、悪くとってしまうことはあるだろう。
その時に向き合うべきは自分自身。

自分の中にある『悪くとりたい』と思ってしまう原因は何なのかに向き合うタイミングなんだと思おう。

物事の捉えかたで世界の景色が変わって見える。
それができるのは自分自身。

自分と向き合うって、やっぱり大事だね。

2023.12.6
ばたち


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