第4回【クラファンへの想い】持続可能な活動体制を構築したい!
こんにちは!インドの社会問題解決に取り組むサッカーチーム『FC Nono』です。
前回記事で言及しました通り、現在FC Nonoは第2回目となるクラウドファンディングを実施中です。
そこで第4回目となる本日は、今回クラウドファンディングを実施するにあたっての、私達の現状と、プロジェクト実現に向けた想いをお話したいと思います。
私達の想い
偶然その環境に生まれた。その身分に生まれた。その性別に生まれた。その体に生まれた。そのような事を理由に、周囲の人々や社会から疎外され、自分の日常と将来に自由な選択肢を持つ事が出来ない子ども達を目の前にし、その子達の権利と健全な成長を少しでもサポートしたいと思いながらFCNonoでは活動を行っています。
活動開始から、特に目覚ましいのが女の子達の練習への参加です。
インド地方部の社会において、男子と同様な権利を持つ事、男子のように自由に走り回ってスポーツをする事が当たり前ではない中、彼女達の権利向上、自分への自信や、将来へ向けた意識を育むためにもサッカーは非常に大きな力とポテンシャルであることを感じています。
疎外対象にある子ども達の成長と権利をサッカーを通じて向上させる活動を行う中、FCNonoの練習に参加する女子選手だけに留まらず、少しずつ成果が現れ、多くの子ども達がサッカーの活動に参加出来るようになりました。
サッカーやFCNonoでの活動を一つのきっかけにし、子ども達が未来の活躍の場を探して努力できるよう、今後もより良い道を一緒に目指そうと考えています。
FC Nonoの現状・課題と、持続的な活動体制を構築する必要性
今後、長い目線でこの活動を運営していくためには、自走できる力を組織として蓄えていくことは不可欠であり、現在そこに向けて動きはじめています。代表・萩原(Nono)個人のボランティア活動から団体としての活動に展開しようと日本・インドどちらでも準備を整えている最中です。
そんな中、現在萩原は、本業の都合で一時的に首都デリー近郊に居住しています。そのため、毎週末の時間を使ってのビハール現地での活動を維持する生活をしています。週末にチームの子ども達、孤児院、刑務所でのサッカーの練習を行い、平日は遠隔から練習メニューを現地のコーチに指導し、状況確認を行っています。
デリーからビハールまでの距離は片道電車で12時間の距離があります。移動は楽ではないですが、活動維持のために、なんとか乗り越えている状況にあります。資金面の節約のためにも極力飛行機の移動を控え、電車と3輪リキシャでの移動を心がけています。
自走できる体制を構築するまでの間、辞めずに、諦めずに現地で活動をし続ける事が一番重要なことですが、現在まで活動に纏わる資金のほとんどを萩原が自己負担で賄っておりましたが、自己負担だけでは運営体制を維持することが難しい状態になってきました。
また、現地のコーチたちはこの1年間、それぞれの時間を多く割いてボランティアとして活動してくれていました。しかしコロナ禍で失った仕事を取り戻すべく、最近生活のために職探しを再開しており、結果的に練習の管理にも影響が出始めています。
彼ら彼女たちは自分たちのコミュニティの未来を担う子どもたちのサポートに熱意を持って携わっています。現地のコーチ達がこのソーシャルワークを仕事として行うことが出来るように、交通費や日当、食費の負担などを出来る限りサポートしていますが、やはりここでも萩原の自己負担では限界を迎えています。
この現状を踏まえ、持続的な活動体制を構築するまでの間の活動運営費を準備すべく、FC Nonoは現在、第2回クラウドファンディングを実施中です。
【第2回クラウドファンディング実施中(〆3/8)】
活動体制を継続的に維持するために皆様のサポートをお願い致します!
日本からは遠い場所に感じるかもしれないインド・ビハールですが、そこに生まれ育つ子ども達の未来の笑顔を、日本で培ったサッカーを通じてサポートしていく活動に関心を持っていただき、とても嬉しく思います。
そして、この度実施中のクラウドファンディングへのご支援という形で、皆様にFC Nonoのより充実した活動実現にご参加頂けますことを、とても心強く感じています。
私(萩原)一人では変えられない状況を、皆さまと確実に子ども達の将来に繋がるよう活動資金を届けていきたいです。一人でも多くの方々が一緒に取り組んでくださることを、心から願っております!
Noteでの発信を通じて、皆様にインドの若者・子供達を取り巻く現状に目を向けていただけるきっかけとなればと願い、今後も活動を発信していきますので、是非フォローと応援をよろしくお願いします!