Q26. 自分がご機嫌さんになるためのおすすめの行動はなにかありますか?
主任「『自分が機嫌よくいられるのって何かな?』って考えますね。何かおすすめありますか?」
所長「それはやっぱり過去に繰り返していることにあると思います。僕だったら温泉とかね、蕎麦が好きだなぁとか。中学時代から『温泉と蕎麦があるところに住みたい』っていうのがね、よくわかんないけど考える前に出てきていて。温泉巡りとか、目的をもって温泉だけ行こうっていうんじゃなくて、観光とか旅行したときにいい温泉あったら行くぐらいだし。でもなんかこの湯いいな、と思ったら行ったりしていたんですね。その心・体が欲するもの、これ食べたいっていうのは体が欲しているんです。健康とか体に良い悪いは置いておいて、体が欲してこの栄養が欲しいって言っているわけですから、それは適正な量ぐらいはあげてあげたらいいし、おすすめはやっぱり自律神経が和らぐようなこととかかな。現代人は本当にストレスフルで、『いやこれれが当たり前ですよ』みたいな。
例えば、満員電車で不特定多数の人に囲まれながら移動するの当たり前って思いがちじゃない?でも田舎来たら人と会わないですからね。移動も車だからずっと個室移動でで、知らない人がいきなり車に入ってこないですからね。でも電車とかって知らない人が入ってくる。だからもう防御とかシャットアウトしますけど、それでもいろんな気を使っているわけですね。なので運転できる人はドライブとかいいですし、ランニングでもジョギングでも一人でいて自分を内観できるようなことはいいと思いますね。みんなで温泉入って『わー』ってあんまりしないじゃない?一人で温泉入ってふーってしたり、美味しいものを食べるとかね、空気のいいところに行ったりね、一人の時間を楽しめたらいいんじゃないですか。一人の時間だから人に気兼ねなくいろんなとこに行けるし、いろんなタイミングでいろんなことができる。ストレスフリーで自由なことしたら何だっていいはずなんですよ。これじゃなきゃいけないとかあんまりないと思う。『これじゃなきゃだめだ』、『ストレス解消はこうしなきゃいけない』、『Instagramerはこれなんだからこれしなきゃいけない』とかはストレスだと思います。自分がしたいと思ってないけどやらなきゃいけないみたいな“ねば思考”、”重ねば”っていう、“〇〇しなければならないっていう思考”を手放して一人で『この時間、この場所何に使おう?』って自由に決める。あ!でいうとすごろくいいかもしれないですね。すごろくに行先を書いて、サイコロを転がして決まったから行く、みたいな。昔遊びでやっていました。20代の頃ですよ。サイコロの面に〇〇駅って書いて、出た目のところに行くっていう。着いた駅って何もない駅だったりしょぼい駅だったりするわけですよ。その中でまた、すごろくに何食べる、人に話してみる、観光地にいくとか書き替えると、罰ゲームじゃないから、自分の嫌なことは書かないじゃん?やりたいことを書くんだけど、何が出るのかワクワク・運命を感じるみたいなね、『すごいなんか私って運気が上がってる!』みたいな変な勘違いしてみたりとか。それを遊び感覚で一人で楽しんでみるっていうのもありかなと思いますね。僕のときは友達とやっていましたけどね。なんか暇すぎて何しようかな、そんな遊びしようかみたいな。」
主任「そうですね。確かに自分が楽しいことしか書かないすごろくやったらやりたいことがどんどん出てくるかもしれないですね。リストとかだと意外と出てこないかも。」
所長「そう確かにね。あれもこれも悩むじゃん。悩むのもストレスだし人生もったいないんですよね。でも、決まったことに関してはすごい集中のエネルギーを作れるから、ご機嫌さんの現実作りやすいんです。散漫思考とか悩みながらやっちゃうと、『こっち来たかったのに、こっちもやってるけど、こっち行ってたらどうしよう』みたいなのが、要は残念なエネルギーになってしまう。『サイコロが決めたんでこれで思いっきり楽しもう!そういうルールなので』みたいに決めてね。『行きたかったら行きたかったで、また別の日に行けばいいな』って、逆にやりたいこと・楽しいことのリストに自分で書けばいいから、『もう今日1日はこの相方のサイコロが決めるので任せよう』、『私の運を試すときだ』みたいな感じでパーンとやっていくっていうのもめっちゃ楽しいんじゃないのかなって思う。僕は楽しかったですね。何が出るかな的な感じで、『うわ~これか~』って言いながら、でもそれも楽しいみたいなね。人生そんなもんじゃないですか?『どれ出ても楽しいな』って、でも『サイコロの目はわからない』みたいなね。でもなんとなく選択肢は決めてるよ。いきなりね、『アメリカ大統領になります』みたいなサイコロの目はないわけじゃないですか。書いたとしても、現実的じゃないから楽しくないんです。でもやりたかったし、現実可能なことだし、なんか潜在意識にあったことがポンと出てきたら、実はそれをやるといい流れが来るかもしれない。
遊び、『どうしたら楽しくなるかな』とかはパクリでいいと思うんですよね。僕のときもそういうテレビ番組があったんでしょうね。『それをパクってやってみよう、楽しそうだと思ったらやってみよう』っていう、パクってみて真似していうノリだったけど、でもやってみると、テレビとは同じようにならないから、自分でやるから、そうやっていって楽しんだもん勝ちな気がしますけどね。」
主任「そうですね。」
所長「具体的なところって人それぞれだし、強制はできないけど。僕は遊び心やゲーム性で乗り越えてきたのかなと思う。」
主任「ゲーム性をもたせるっていうの確かにいいですね。今日もいいこと聞きました。」
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